オモイ


絵 30.2KB




HP【 邪苦恋 】
鏡 ユイノさま作


氷室先生からのラヴレターなんて、絶対にもらえないって・・・
わたしは、ずっと思っていた。
ううん。
考えていたわ。
でも・・・
それは、わたしのためだけのものですよ・・・ね?
ヴァレンタインのお返しって、考えても良いのですよね?
だったら、本当に嬉しい。
先生。
貴方の心が、気持ちがわたしの方へと本当に向いているのだと思うだけで。
嬉しくて、心が舞い上がってしまう。
貴方をわたしだけが独り占めできるって・・・そう考えただけで。
わたし、本当は気絶してしまいそうな心境だって言ったら、貴方は・・・
零一さん。どう、思う?
貴方は、わたしを・・・
ううん。
今は、その応えなんて要らない。
今日は、貴方からの贈り物だけで。
わたしは、幸福なのだから。
■背景素材■ 【Cha Tee Tea】様


画材:8ツ切りの半分マーメイド紙(水張りしたので仕上がりはB5位に)、かぶらペン、セピアインク、透明水彩


鏡ユイノさまのサイト「邪苦恋」三周年記念に合わせて制作したものです。
差し上げた所、上に掲載したミニ創作を付けて下さった上、展示の了承も戴けました。
私にとっても、幾重にも喜ばしいお祝い事となりましたvvv。

珍しく背景まで頑張っています。
なぜなら、氷室先生がオモイを伝えるなら……落ち着く様な場所をセッティングした上で。
という勝手な思い込みによるものです。
温室の様な、喫茶店でもある様な、秘密の私室でもある様な、そんな寛げる温かい空間にオモウ女性を招いて…という雰囲気作りをしてみました。
服装は、いつもより砕けた感じのお洒落な黒ベース、と思ったのですが、単なる黒ではなく、色味の入ったものを…と思いこういう形になりましたが、最終的に思い切って黒を乗せる事が出来ず、微妙な色合いになっております。
一応、こげ茶色2回と、黒を薄ら一回かけたのですけれどね!? るるる〜(T.T )( T.T)

線画2004年3月12日画、14日彩色



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