HP【 邪苦恋 】 氷室先生からのラヴレターなんて、絶対にもらえないって・・・ わたしは、ずっと思っていた。 ううん。 考えていたわ。 でも・・・ それは、わたしのためだけのものですよ・・・ね? ヴァレンタインのお返しって、考えても良いのですよね? だったら、本当に嬉しい。 先生。 貴方の心が、気持ちがわたしの方へと本当に向いているのだと思うだけで。 嬉しくて、心が舞い上がってしまう。 貴方をわたしだけが独り占めできるって・・・そう考えただけで。 わたし、本当は気絶してしまいそうな心境だって言ったら、貴方は・・・ 零一さん。どう、思う? 貴方は、わたしを・・・ ううん。 今は、その応えなんて要らない。 今日は、貴方からの贈り物だけで。 わたしは、幸福なのだから。 |
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