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画材：B5コピー用紙、かぶらペン、インク ツール：Photo Shop Elements サイトの個人年賀申込企画におけるリクエストに則って制作し捧げました。 追い込まれていた私は仕事の休憩中、社員食堂の真ん中で下絵を描いておりました。 あまり物を考えておらず、氷室先生を描くことだけは大分前から決まっていたのですが、賀状であることから、干支の物→縁起物→ご利益がありそう→目標達成・将来安泰（ここで恋愛成就とかが思い浮かばないあたりが私である）という連想をし、鶏を抱える氷室先生が即座に浮かびました。 でも、キャラクター的にそんなことしている先生はおかしいよ…と思ったところ、縁起物といえば初夢で見ると幸先が良さそうだし、ちょっと妙な先生に主人公ちゃんがうなされているのは、縁起が良いのかどうか微妙になってくるのがかえって愉快だ、とこの形に落ち着きました。 決まるが早くサッサと鉛筆を走らせていたのですが、目立つ所で描いていたので、何人かがすれ違い様に見ていきます。 追い込まれると神経図太くなる物です。その中でも描き続けておりましたら、専門店街の新聞を担当している社員さんの目に留まりまして……４コマ制作を頼まれかけ、それはかわしたものの、絵を新聞（カラーの割とシッカリしている物）に寄稿する事やお礼の話まであっという間に決まってしまったのでした｡｡゛（ﾉ>ω<)ゝヒーッ 主人公ちゃんの将来が安泰絵を描いていたのに、私の人生が思わぬ方向にヒョイと曲がったぞ…。一応絵という私ならではの分野で…。 安泰とまではいかないまでも、認められた事は嬉しかったし。 なんてこったいッ!!と、信じられないような、ホントのお話。再び今日(1/12)催促されましたしネ…。 何はともあれ、深く考えていなかった絵に様々な因果があったのは確かで、更に…。 よくよく考えると彼ら―珪くんとか主人公ちゃんて、18歳で今年度卒業＝大学受験ではないですか!!（就職でも良いけれど） この絵を差し上げた方から、受験設定のお話が出て…「合格間違いなしって…あぁ…そう言えばそうか…。将来安泰って、幅広く考えていたけれど、縁起物って言っても今年なんだし、人生の岐路である受験とか、進路とか一番関係ある年だったんだ…。」ってやっと気付きました!! もしかしたら潜在意識の中にそれが眠っていたのかもしれませんが（最近そんなんばっか；）、ひょんな事で上手く繋がっていくものなのですねぇ…。 たった一枚の絵に2つもエピソードが出来てしまったのでした。 後者は特に感覚的（本能!?)に生きている咲維亜ならではのお話でした…((((( ∇|||)… 2004年12月完成 |
  
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