明日へつなぐ為の決意





画材:B4水彩イラストボード、鉛筆、透明水彩


「コミックイラスト選抜展」に出品した物。
北条仲時に共感しながら、自分の今の心情もを練り込んでみた作品。
明日を不安に思いながらも、進むしかない!!そんな気合を表わしたかった。
時々、鬼気迫る私の激しい部分を表せたかと☆

批評を返送時に頂きまして、「右のコブシと時代背景を表すコスチュームに半端じゃない決意が表れていますね! アップで人物を描き、動きが不足しがちな画面に、風を吹かせたのは良いアイディアですね!」と。しかし、風は計算として入れたわけでなく、なんとなく描いていたら…だったので、微妙な心境(笑)

北条仲時…鎌倉時代末期の六波羅探題北殿(ろくはらたんだいきたどの)
友人である足利直義(あしかがただよし)(尊氏(たかうじ)の弟)を含む足利勢が離反により戦となり、1333年5月9日自害。彼を慕った臣432名も自害。
秋田書店から出ている『夢語りシリーズ』の「風の墓標1〜5」(湯口聖子作)で、彼を知ったのがきっかけで興味を持った。

2002年画



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