やはりペンタブでのお絵描きは、少し離れると線画に真っ先にガタが来る…。 それを身に染みつつ、間抜けな線画を色と効果でここまでに仕上がったのは、我ながら時間をかけて頑張っただけの物になったなぁ…と。 多少形が狂っていようが、感無量。 絵板で描く時は大抵そうだが、描く人は決めてあっても構図が最初に頭にあるわけではない。 あたりを描く瞬間に、画面に流れる線を入れた時に閃いた物が形になるような感じで、案外行き当たりばったりで描いていたりするので、動きのある画面に驚かれたりすると恐縮であったり…な一枚である。 光源設定した後は、少しは頭を使っているが、それまでは自然体であり、体を通過していった物がこういう形になったような物なので、髪の流れと流星錘の形(動いているのを表現する為に敢えて正確な球体にしなかった)ことなどは、あたりの時点から決まっていたが、雨や飛び散るしぶきは、最後の最後で勢いで追加と相成った。 普通に描いたままだと、意外とぽやや〜んとしたコントラストの事が多いので、コントラストのハッキリしたものも時には。。。と思って乗算レイヤーを作って陰影を更に重ねてみた。 1時間20秒で作成。 2004年5月12日画 |