第12回「夏と○○」翡翠


絵 34.3KB



画材:F6スケッチブックを半分ずつ、Gペン、インク、クレヨン、色鉛筆


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ほとんど何も考えていませんでした。。。

夏…宿題…絵日記…。そう!!初めは、ちびひすいを使って、絵日記風にまとめる事を思いついたのです。
しかし、色々ネタを考えている内に、観察している気分になり、自由研究に方向転換。
表紙を描きながら内容について考えてました。その時には、観察らしく、「遠くまで見通せる目」とか 「地獄耳」とか、身体から線を引っ張って、様子を伝えよう位にしか思いませんでした。
グルグル考えている内に、物語になって、無駄に細かい日にち設定まで決めて…成り行きで出来上がっていきました。
頭の中でグルグルこねくり回したとは言え、プロットや下書きなんて全くなしの状態で、酷いです。
ええ…4時間もかからずに仕上がってしまうくらいに。
スキャナーにギリギリ入るくらいで、一部読み込みが出来ず、欠けているのに描き直さないほどに酷いです。

その割に、変なところでこだわりがあります。
誰も言わなければ気付かないかもしれない…位の。裏話を暴露。
5月24日の翡翠さんの誕生日に生まれたと思われる、「ちびひすい」。
卵状で生まれ、考え無しの咲維亜は卵だと言うのに、温める事もせずに、ちびひすいの誕生を遅らせた。
翡翠さんは31歳、温めなかった為に時間がかかって、その分2倍。62日間生まれるまでにかかった事にしよう♪…と、カレンダーを何度も指差し数えた(現実の)阿呆咲維亜。

7月25日の部分。一言だけ発する言葉を「かぁー」としたのは、「花梨」が魂に!?刻み付けられていたから。生まれ変わっても(!?)大切な言葉として忘れられないから、ということにしよう…。
その辺から、初めに考えていなかった裏設定が、どんどん現実味を帯びていく…とうとうコジツケにまで発展し、「心の欠片」とまで好い具合に絡んだ。…というより、本当は普通に、心の一部としての欠片、の意味だったのだが、後からふと考えたら、そう言えばゲームでも「心のかけら」だったっけ♪と遅ればせながら気付く始末。

2003年8月12日画