これは、私が新撰組を題材にした漫画作品の5つ目にあたるかと思います。

 恐れ多くも、ゲストとして招いて下さった方がおり、お言葉に甘えこの漫画と、その方が書かれた小説に、イラストも付けさせて頂き、ゲストとしてのはずが、私が描いたページ数がゲストと思えぬほどの幅を利かせていた…という、恐ろしくも楽しい思い出もある作品です(苦笑)

 しかも、私にとっては初めてオフセット印刷で出して頂けた同人誌なのでした(初めても何も、2002年現在までにオフセット印刷なんて、この方とのゲスト原稿…漫画、挿絵、シール、便箋…でしか体験したことないですもの(汗)


 それはさておき、内容については…恐ろしいです…。ピュアな気持ちで描いたのですが、今見直すと…沖田君と土方さんの2人のやりとりが、単なる悪ふざけのはずが、2人のロマンスという視点でも見れてしまう、微妙な作品でもある事が判明致しました(苦笑)…が、当時私は同性同士の…恋愛モノは全く駄目なタイプだったので、(頑固だったので価値観の違う物は、視界から排除しか出来ない位の、視野の狭い人間だったので)飽くまでも、男同士の深い友情的観点から描いている事は、片隅に感じて下さると幸いです。どういう視点で楽しんで頂いても、今となっては問題ないですが…、元々は違ったんだな…ということで…。

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